いつか、きっと

彼女の声

夜更けに短い着信
頭の中はいろんな想いでぐるぐるごちゃごちゃになった
そして最後には真っ白になった
かけるべきかどうかすぐには答えが出なくて
1時間以上経ってもまだ迷ってて
でも彼女がどんな想いでかけてきたか
どれだけ勇気が要ったか
そのことに気づいたとき 無視することはできないと思った
このまま日付が変わってしまったらこの細い糸は永遠に切れてしまうだろう
そんな気がした
だから自分も勇気を出そうと思った

明るい声
出会ったころと同じ声だった
ごめんな・・・一番伝えたかったことが口をついた
君を傷つけてしまったような気がして・・・
そんなことない
謝らなければいけないことなんて何もない
そう言ってくれた
私の携帯の番号消さないでおいてくれたんだね・・・
どうしても消せなかったよ
あれからずいぶん時間が経つのに俺はあまり成長してないよ
もっと大人になりたいのに・・・
慌てないでいいんだよ 無理しないでいいと思う

少しずつだけど落ち着いてきたのだと彼女は言った
慌てないで できることをひとつずつひとつずつ積み重ねて
彼女はそんなふうにひとりでずっとがんばっていたんだ

話したいことは山ほどあるのに胸がいっぱいで思うように言葉にならなくて
それは彼女のほうも同じで・・・・
だけど交わす言葉は少なくても
電話の向こうから伝わってくる彼女の息遣いが
気持ちを温かくした

また会える?
つかの間の沈黙のあと・・・Yes・・・
これで良かったのかどうかは今は分からない
たぶん彼女のほうも分からないだろうと思う

電話を切り窓を開けタバコをくわえた
星がきれいだった
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by hishiamazon-na6 | 2006-12-28 00:59 | その後
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